建物調査・診断

定期的な点検と調査をお勧めする理由

建物にはコンクリート造や鉄骨造、木造など様々な構造の種類がありますが、どんな建物でも太陽光による温度変化・UVや、降雨水・ガス・塩分など様々な影響を受けながら劣化していきます。
『コンクリートで造ってあるから100年大丈夫』と言われたとしても、覆っている屋根・タイル・塗装・防水材などは徐々に機能を衰退させて行きます。
そのため、どんな種類の建物であっても点検・保守・修繕・補強は必要となります。
私共は検査・診断の結果を充分に把握した上で状況をご説明し、失敗しない工事プランをご提案致します。
マンション管理組合様のご希望があれば、理事会や総会での説明会も開催させて頂きます。

大規模修繕工事はグレードアップする

築年数20年、30年となると、同じような基材を使用するのか、最近開発されてデータの良いものをお勧めするのか難しい選択があります。
近年塗料の開発は顕著でデータ上優れた製品がお勧めになりますが、単価の点など問題が出てきます。

基本的には、実績があり今後期待できる資材をお勧めしています。
私共は長年沢山の事例を見てきた経験上、製品のデータだけでは判断せず、工事を施工する人の意見をよく取り入れます。これは、どんなに製品が優れていても扱いづらく性能を発揮できない場合があるからです。
“そんなの慣れればいいじゃない”とお叱りを受けそうですが、施工は人間が行います。扱いづらいものは丁寧に行ってもどこかに落とし穴が出る可能性があるものです。その為職人さんと定期的に意見交換をし、それぞれの工事に対して最良の製品をお勧めできるよう努めております。
新しい製品が開発されても全てが良いとは言い切れないのです。

基材を変更する(改良)

たとえば、屋上・バルコニー・廊下・階段等の手摺りを鋼製からステンレス製やアルミ製へ変更すると、メンテナンスが楽になりランニングコストを軽減させます。更に耐用年数も長くなり、美観も継続します。
防水材を選定する場合は、前施工素材・立地・環境条件を考慮して適切な材料と工法を選びます。
床材の選定は防滑性・防水性・美観などで条件に合うものを。エントランスなどの外壁・外構の意匠。
それぞれ選定の条件に加え、不具合の事象に対して改善が見込まれる工法、基材を取り入れて行くことが、建物を

こんな事があったら建物診断調査をしましょう!

「漏水が止まらない」、「壁のひび割れが増えてきた」、「タイルが剥がれてきた」これらの事象は不具合の結果です。原因がどこかにありますよね?建物のどの部分に原因があるのか、それがどの範囲に、どの様に波及しているのか、専門家の判断が必要です。
大規模修繕工事に必要な調査は、おおまかに挙げると次のような試験があり、費用も掛かります。

再塗装に必要な測定

既存塗膜強度測定
既存の塗装が下地にしっかりと付着していないと、折角再塗装をしても膨れて浮いて来たり剥がれてきます。
この強度が無いと再塗膜をソノスプリッター(超音波塗膜剥離機)で除去しなければなりません。

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コンクリート中性化深度測定
強アルカリ性を持つコンクリートは、主に空気中にある炭酸ガスの影響で表層からアルカリ成分を失っていきます。この深度が進行して鉄筋に到達すると、アルカリ成分が希薄な状態の為発錆します。躯体がどれだけ中性化に進行しているかを測定。主に、屋上や日照条件で数か所測定をします。

鉄筋の位置を確認してコンクリートを取り出し、フェノールフレタイン溶液を噴霧。
正常な状態ではアルカリ成分に反応して赤変します。
ノギス計測箇所が中性化しているという事になります。

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シーリング材打替えに必要な測定

コンクリートの目地部(打継・誘発)建具/開口部の目地部は防水性が非常に大事な箇所になります。躯体コンクリートの劣化にも大きく関連してきます。
劣化度の測定では、建築防水の耐久性を意匠・外観検査・物性試験を行います。どんなことをするのかと言うと、目視判断・引張特性を求めるダンベル試験を行います。

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採取したシーリング材をスライスして重ねます。

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ダンベル状に打ち抜きます。

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50%引張力/最大引張力/破断時の伸び測定

シーリング材の劣化度を測定します。
これは効果度の測定で、硬化は破断・剥離と漏水の原因を作り防水機能を低下させるからです。

その他に、外壁タイルの付着力強度測定やウレタン防水膜厚測定などがありますが、実質大規模修繕工事の内容からすると『被せ工法』が多くの工種になり、目視や指蝕調査・経過年数(材齢)で判断できます。
中長期修繕計画作成には、測定数値も必要になる場合もあります。
※『被せ工法』の工種は、塗装工事・防水工事・建具工事などで、既存の資材の上に再施行することです。
ですから、下地の調査と的確な判断が求められます。

共通仮設工事

多種の修繕工事を行うための準備になります。

■ 安全対策

お住まいの方々の中で進めていく工事なので、安全通路の確保や安全は第一に考えなくてはいけません。

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飛来落下物対策のアサガオや水平養生

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既設物の汚れ、損傷を軽減する養生

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安全標識

■ 諸官庁届出

道路使用許可申請は、一般歩行者や車両の妨げにならないように安全に配慮して管轄警察署から使用の許可をもらいます。
道路占用許可申請は、足場・アサガオなど敷地内に収まらず道路にはみ出る場合、管理者(市や区又は国道であれば国土交通省)の許可を頂かなくてはなりません。
足場の外側から2m以内に電線がある場合は電力会社へ申請し、防護管をしていただきます。

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